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デザインのたね

デザインセミナーDAY2

11月4日、Hair with Water様にて、全2回のデザインセミナーの第2回を開催しました。

今回のテーマは、「実際にデザインして、プロの考え方を身につけよう」。
第1回でお伝えしたデザインの考え方を振り返り、ショップカード制作のワークショップに取り組んでいただきました。

はじめに、宿題として集めていただいた「好きなデザイン」を題材に、良いと思った理由を発表していただきました。みなさん自分の好きなものについてとゆうことで、好きポイントにも熱が入ります。実にスラスラ楽しそうに話していらっしゃったのが印象的でした。

「どんな人に向けたデザインだろう?」
「最初に何が目に入る?」
など、視点を置くことで、さらに深く考えることができます。

普段は何気なく見ているデザインも、こうした視点で見ると、色や文字、かたち、質感、デザインに込められたいろいろな意図が見えてきます。「なんとなく好き」と感じた理由を言葉にすることも、デザインを学ぶ大切な一歩です。

今回の制作課題は、Hair with Water様のショップカード。横91mm×縦55mmの両面で、全員が同じロゴを使うという条件です。

制作の前には、デザインシートで考えを整理しました。

なんのために作るのか。誰に届けたいのか。何を伝え、どんな印象を持ってほしいのか。そして、それをどう表現するのか。

この順番で考えてから、色や書体、情報の配置を選んでいきます。同じお店のカードでも、届けたい相手や伝えたいことによって、選ぶ表現は変わります。

前回お伝えしたデザインのポイントを振り返り、実際の制作に結びつけて考えていただきました。

目指したのは、「誰に、何を伝えるために、このデザインにしたのか」を、自分の言葉で説明できること。見た目を整える一つひとつの選択に、理由を持つことを大切にしました。

そして、この考え方は美容師の皆さんの日々のお仕事にもつながります。

ショップカードでは、色・書体・写真・余白・配置で印象をつくります。ヘアデザインでは、シルエット・カラー・質感・前髪などで、お客様のなりたい姿を形にします。

表現する方法は違っても、出発点は同じです。相手を知り、本当の要望を見つけ、理想の姿を考えること。

「どんな印象に見られたいですか?」
「普段、髪のことで困っていることはありますか?」
「どんな場面で、その髪型を楽しみたいですか?」

そんな問いかけから、お客様に合う表現を考えることができます。

全2回を通してお伝えしたかったのは、お客様の「なりたい」から逆算して、意図を持ってデザインすることです。今回の体験が、日々のカウンセリングやヘアデザインを考えるときのヒントになればうれしく思います。

Hair with Waterの皆さま、2回にわたりご参加いただき、ありがとうございました。